「三九郎」ってなに?

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「三九郎」ってなに?

小正月に行われる火祭り(どんど焼き、左義長などと呼ばれる)は全国にもありますが、松本の「三九郎」にはどんな由来や特徴があるのでしょうか。

Q.なんで「三九郎」って呼ぶの?

 (円錐形のやぐらそのものを「三九郎」と呼びます)

A.諸説あります。

 ・福間三九郎という神主の名前説

 (道祖神祭を取り仕切る神主)

 ・三つの苦労(凶作・重税・疫病)を燃やす説

 ・三本の柱を立てて九段の横木を渡す説

 ・三九郎という三人の人物に関係があるという説

 (松本城を築いた、石川氏の時代の文書に登場する人物)              など

Q.どんな特徴があるの?

A.だるまを頂上付近などに飾って燃やす。

  地方によっては、縁起物を焼くと目がつぶれるとされ、祭りで焼かないところもあります。

  三九郎では、だるまを燃やすことで天に返して、厄除けや無病息災を祈ります。

A.繭玉(まゆだま)を焼く慣わし

  蚕(カイコ)の繭に見立てた餅を三九郎の火で焼いて食べると、一年中風邪をひかない、虫歯にならないと言われています。

コロナ禍で実施できなかった年もあった三九郎ですが、今年は松南地区9町会のうち7町会で実施されました。こうして見ると、形に少しずつ違いがあって面白いですね!

三九郎などの伝統行事に興味のある方は、ぜひこちらにご参加ください!

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